ただ一日が過ぎていく時

人はなぜその思いを綴るのか

白紙のスケッチブックは

閉じられずに落日にさらされているだけ


ありもしない衝動やら情熱と

書けもしない恋愛詩

自分をさげすむことで何とか過ぎていく時間に

思いは乱れていくだけなのだ


遠い日にあった出来事たちが

いかにも今 目の前で繰り広げられているかのように

都合よく錯覚し 事後解釈し

終わりのない貨物列車に乗せられ運ばれていく言葉と思想


中途半端に抽象化された概念を

いじくりまわしているだけで

言葉遊びと同一平面上

道化師のように今日一日あるいはずっと

飛び跳ねている不定形詩



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